2014年4月22日星期二

不振のメッシに吹き始めた“逆風”




アトレティコ・マドリーとのチャンピオンズリーグ準々決勝、リーガ・エスパニョーラのグラナダ戦、そしてレアル・マドリーとのコパ・デルレイ決勝。僅か1週間のうちに全タイトルの可能性を実質的に失った3つの敗戦において、メッシはバルセロナの攻撃から消えていた。

 パスを引き出す動きはほとんどなく、ボールを持っても淡白にパスをさばくばかりで、ドリブルでスピードアップする仕掛けのプレーが見られない。さらには 自身のミスでボールを失った際にも責任をもって奪い返しに行く姿勢を見せず、必死に帰陣するチームメートたちをただ眺めるだけというシーンまで目につい た。

 いったいメッシに何が起こったのか。

 「ここ2週間はどんどん調子が上がっているんだ。もうケガのことは忘れたよ」

 そうメッシ自身が言っていたのは、1stレグ、2ndレグ共に重要なゴールを生み出したマンチェスター・シティとのCL決勝トーナメント1回戦を突破し て間もない3月半ば。その1週間後、全4ゴールに絡む活躍で逆転勝利の立役者となったエル・クラシコでは完全復活を印象づけるだけでなく、リーダーとして の自覚の芽生えすら感じさせていた

2014年4月15日星期二

STAP細胞の“黒幕”

いよいよ“黒幕”が登場だ。理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)の上司で、発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長(52)が16日午後3時から東京都内で記者会見を開く。

 笹井氏がメディアの前に登場するのは、理研が1月下旬に開いた「STAP細胞」発見の会見以来。笹井氏は論文執筆の中心メンバーで、小保方さんをユニッ トリーダーに大抜擢する一方、「STAP細胞」の広報戦略を練った張本人といわれる。欠陥論文が投稿された経過や、上司として論文構成にどこまで関わった のか、なぜ事前にチェックできなかったか――などを説明するとみられている。

「笹井さんは万能細胞『ES細胞』研究の国内第一人者です。86年に京大医学部を卒業後、内科研修医として神戸市立中央市民病院に赴任。そこで難病に苦し む患者を目の当たりにし、脳や神経の研究を目指すようになったといわれています。2年後、脳の分子生物学の権威で知られる京大大学院の中西重忠教授(現・ 大阪バイオサイエンス研究所所長)の研究室に入り、両生類の未分化細胞から神経を作る研究に取り組み始めたのです」(科学ジャーナリスト)

 93年に博士号(医学)を取得。米国カリフォルニア大(UCLA)の客員研究員、京大医学部助教授を経て、98年、36歳で京大再生医科学研究所の教授に就任した。京大医学系の教授としては戦後最年少のスピード出世だった。タオバオ

2014年4月7日星期一

正確な「STAP細胞」再現はそもそも難しい

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専門外だが、筆者は小保方氏の研究の着眼点が間違っているとは思わないし、資質がないとも思わない。小保方氏本人が「悪意のない間違い」と言っているように、単純ミスのように見える。

もし博士論文にも問題があるのだとすれば、それは査読した外部の研究者や小保方氏の指導教官にもそれを通した責任があるのではないか。また、ネイチャーの論文は査読ではなく、編集者の判断で載せられるのものだが、載せると判断した編集者の責任もあるのではないか。



さらに、この「STAP細胞」について、理研が1年がかりで再現していくという。これも馬鹿げていると思う。論文の実験段階のデータなどは正確には再現はできないと考えられている。

単純に考えても、材料や機材や環境条件などを100%再現して同じ実験をすることは不可能であり、ネイチャー誌自身が「がん研究に関する論文の実験の89%が再現不可能」などとする記事を掲載しているのだ。

最初の実験で見つかったデータや新しい発見をベースに、様々な条件を加味して研究と実験を重ねて、そのデータや発見に普遍的な理論があるのか否かを追求していくことの方が重要なのではないか。taobao代行