アトレティコ・マドリーとのチャンピオンズリーグ準々決勝、リーガ・エスパニョーラのグラナダ戦、そしてレアル・マドリーとのコパ・デルレイ決勝。僅か1週間のうちに全タイトルの可能性を実質的に失った3つの敗戦において、メッシはバルセロナの攻撃から消えていた。
パスを引き出す動きはほとんどなく、ボールを持っても淡白にパスをさばくばかりで、ドリブルでスピードアップする仕掛けのプレーが見られない。さらには
自身のミスでボールを失った際にも責任をもって奪い返しに行く姿勢を見せず、必死に帰陣するチームメートたちをただ眺めるだけというシーンまで目につい
た。
いったいメッシに何が起こったのか。
「ここ2週間はどんどん調子が上がっているんだ。もうケガのことは忘れたよ」
そうメッシ自身が言っていたのは、1stレグ、2ndレグ共に重要なゴールを生み出したマンチェスター・シティとのCL決勝トーナメント1回戦を突破し
て間もない3月半ば。その1週間後、全4ゴールに絡む活躍で逆転勝利の立役者となったエル・クラシコでは完全復活を印象づけるだけでなく、リーダーとして
の自覚の芽生えすら感じさせていた
没有评论:
发表评论