2014年3月25日星期二

猿沢池

猿沢池は周囲が約400メートル、深さは約1~1・5メートルの人工池だ。興福寺が毎年4月、命の大切さを伝える法要「放生会」を営むことでも知られ、金魚とコイを放流している。

 池は現在、雨水が流入する程度で、ほぼ周辺の水系から切り離されている。そのためカメが自然に侵入することは考えにくい。今回捕獲されたミドリガメについて、井上教諭は「甲羅が波打っていたり、端が反り返っていたりといびつ。狭い水槽で飼育された後、池に投げ込まれた可能性が高い」と指摘する。

 ただし池で繁殖した可能性は小さいという。カメは通常、陸に上がり、砂地などに卵を産むが、猿沢池は周囲を石垣に囲まれており、カメにとっては産卵が難しい。

 井上教諭は「池には子ガメがいないので、池の中では繁殖しておらず、すべて投げ込まれたカメだ。猿沢池は昔から『カメの名所』のイメージがあり、『どうせ捨てるなら仲間がたくさんいる方が』と安易な気持ちで捨てたのかもしれない」とみる。
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